越境EC支援企業、継続購入が可能な環境整備に注力

週刊粧業 2016年4月18日号 21ページ

カンタンに言うと

越境EC支援企業、継続購入が可能な環境整備に注力
 中国人観光客を中心とする訪日外国人の増加に伴い、近年のインバウンド消費は実店舗を中心に拡大の一途を辿っている。

 そうした中、訪日外国人と商品のタッチポイントは実店舗だけにとどまらず、日本滞在中に購入して気に入った日本商品を帰国後もネットで継続購入する「越境EC」へと広がりを見せている。

 経済産業省が昨年5月に発表した「電子商取引に関する市場調査」によると、2014年の中国の消費者による日本および米国事業者からの越境 ECによる購入額は前年比53.0%増の1.2兆円に達し、2018年には同購入額が約2.3倍の規模まで拡大する見通しとなっている。

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