コーセー、ミルボンと資本業務提携

粧業日報 2017年1月31日号 1ページ

カンタンに言うと

コーセー、ミルボンと資本業務提携
美容室向け化粧品の開発、
海外展開のさらなる加速へ

 コーセーは1月25日、業務用頭髪化粧品メーカーのミルボンと資本業務提携契約を締結したことを発表した。

 両社は、美容室における化粧品(スキンケア・メーク製品)の企画・開発からマーケティング・販売までを行う合弁会社を6月をめどに設立し、代表者を1名ずつ派遣する。なお、合弁会社の名称、資本金の額、出資比率等に関しては、今後設置される業務提携推進委員会による協議により決定する。

 当面は、美容室専売のスキンケア、メーク製品の共同企画・開発により国内の業績向上に努め、それが軌道に乗った段階で海外での業績向上を目指す。将来的には、グローバル美容人材の総合的育成も進めていく。

 両社は、営業利益率(コーセー(2016年3月期):14.2%、ミルボン(2015年12月期):17.3%)が業界平均を大きく上回り、ともに属する業界で勝ち組企業に位置づけられているものの、人口減少により縮小を余儀なくされる国内市場でさらなる成長を図るには、新市場の開拓が必須であり、そのことが課題であった。

 こうした中、美容室向け化粧品の市場開拓を進めたい両社が強者連合を組むことで、美容室におけるトータルビューティ提案にさらに磨きをかけ、特に成長が期待されるエイジングケア領域での商品・サービスの開発につなげていく。

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