花王、外遊び検索レシピサービス「sotomo」提供開始

粧業日報 2017年5月30日号 1ページ

カンタンに言うと

花王、外遊び検索レシピサービス「sotomo」提供開始
導入1カ月で利用者6万人、
7月末の10万人到達は確実に

 花王は5月19日、「ビオレUV」初のメディア懇談会を開催し、日やけ止め市場の変遷や「ビオレUV」のブランド戦略、子ども向け日やけ止め商品「のびのびキッズミルク」の発売背景、商品コンセプト、発売後の反響について、スキンケア事業ユニット ビオレグループの小林恵美ブランドマネージャーが説明した。

 また、4月17日より提供を開始した、2歳以上の子を持つママ・パパ向けの親子で楽しめる外遊びレシピを検索できるWebサービス「sotomo」の誕生秘話やサービスの詳細、今後の展望について解説した。

「子どもの日やけ止め使用のデイリー化」を推進

 「ビオレ UV」は、2001年の発売開始以来、「高い紫外線カット効果」と「毎日使いたくなる快適な使い心地」を両立することにより、UV対策習慣のデイリー化を推進。「白残りしないこと」「日常でも高SPFが必要であること」「顔にも高SPFが必要であること」などこれまでにない提案を行い、使用者層を拡大した結果、UV市場において「ビオレUV」は10年連続で売上数量№1ブランド(インテージSRIブランド別売上数量、各年9~8月)に君臨している。

 こうした中、同社では社内で実施した「日やけ止め使用実態調査」(ベンチマーク調査、毎年9月実査、2014年データ)において、「夏に日やけ止めを使用した人の割合」が大人(女性)が83%だったのに対して子どもは64%であること、「デイリー使用」についても大人(女性)が2007年から7年間で7%(2007年:44%→2014年:51%)伸びたのに対して子どもは2007年から7年間で8%(2007年:13%→2014年:21%)伸びていることを突き止めた。

 つまり、子どもの使用率は伸ばす余地があることから、花王では、「ビオレ=肌にやさしい」という資産を活かしながら、カテゴリー№1ブランドとして、ここ数年、「子どもの日やけ止め使用のデイリー化」を推進している。

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