ケイズ、地元の企業・高校生と共同開発したスキンケアが完成

粧業日報 2017年6月2日号 6ページ

カンタンに言うと

ケイズ、地元の企業・高校生と共同開発したスキンケアが完成
 化粧品の受託製造や容器調達を展開しているケイズは5月15日、石川県金沢市にある本社工場にて、外用剤メーカーの前田薬品工業(富山県富山市)と富山県立滑川高等学校 薬業科と連携し、共同開発したスキンケア化粧品「美絹(うつくしるく)」の最終生産(充填・包装)を行い、当日は高校生プロジェクトメンバー6名が包装・仕上作業に参加した。

 美絹は富山県産の素材を使用し、石川県のケイズ本社工場で化粧品製造を行う「Made in 北陸」の化粧品開発プロジェクトの一環として開発された。

 滑川高校のプロジェクトメンバーは昨年12月に同社本社工場を訪れ、処方開発や試作などを体験し、その後も肌荒れや乾燥肌、にきびなどの高校生ならではの悩みを解消しようと女子目線で商品開発を続け、先ごろパッケージ最終デザインの決定をもって完成に至った。

 美絹は化粧水とリップクリームの2種類で、加水分解シルク(松井機業・富山県南砺市提供)を共通成分とし、化粧水には富山県滑川にて取水したミネラルが豊富な海洋深層水を、リップクリームには富山県小矢部産のハトムギのぬか油をそれぞれ使用している。

 5月29日に富山駅CiCビル1F土産物・特産品販売「ととやま」で発売を開始し、6月上旬に道の駅「ウェーブパークなめりかわ」で発売する。

 同社では今後も地元企業・団体と連携し、地元素材を活かした化粧品の開発を推進していく方針だ。
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