JCC、化粧品産業クラスターとして佐賀から世界へ

粧業日報 2017年6月30日号 1ページ

カンタンに言うと

JCC、化粧品産業クラスターとして佐賀から世界へ
設立5期目で会員企業は
180社に、国際取引が拡大

 佐賀県唐津・玄海地域を化粧品の一大産業集積地とするべく2013年に設立したジャパン・コスメティックセンター(JCC)は、設立5期目に突入し、地産素材の活用や国際取引の拡大が進められている。

 設立当時、わずか4社でスタートした会員企業は現在180社まで数を増やし、着実にその規模を拡大している。原料商社の岩瀬コスファの物流拠点が竣工し、化粧品メーカーのクレコスの進出が決まるなど産業の集積も進み始めた。

 原料商社のマツモト交商がフランスの化粧品原料会社アルバン・ミュラー・インターナショナルと「アルバン・ミュラー・インターナショナル・アジア」を設立。佐賀県をはじめとした九州の豊富な素材を用いた化粧品原料の開発に向け、いよいよ本格的に動き出した。

 JCCのこれまでの取り組みについて紹介する。

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