求人市場の動向を知る化粧品業界求人倍率レポート【2017年10月編】

週刊粧業 2017年11月27日号 4ページ

求人市場の動向を知る化粧品業界求人倍率レポート【2017年10月編】
 化粧品業界最大の求人メディア「アットコスメキャリア」および人材紹介サービス「化粧品人材バンク」を利用する約30万人超の会員データをもとに、毎月、最新の求人マーケットの動向をお伝えします。

■サマリー

・化粧品販売職の求人倍率は1.96倍(+0.04)
・化粧品本社職の求人倍率は1.56倍(+0.47)※カッコ内は前月比
・販売職は、人材獲得競争の激化に伴い、選考辞退の増加が課題。積極的な動機形成と、社内認識統一が重要。
・本社職は、年末に向けて教育・研修系ポジションの採用が活発化。化粧品検定との取り組みで求職者のチャレンジを促す。

■「販売職」の求人マーケットの動向

 10月の化粧品販売職の求人倍率は1.96倍と前月に引き続き高水準となった。各社とも人材の獲得に頭を悩ませているが、最近は特に選考辞退や途中離脱に関する相談が相次いでいる。

 現在の求人倍率はほぼ2倍であり、1名の求職者に対して2件の求人がある状態だ。半数の求人は人材を獲得することができない計算になる。また、アットコスメキャリアの転職動向調査では、化粧品販売職を志望する求職者の約9割が「同時に2社以上受験する」と回答している。応募が集まったとしても選考辞退とは隣り合わせであり、企業は常に激しい人材獲得競争に晒されている。

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