求人市場の動向を知る化粧品業界求人倍率レポート【2018年1月編】

週刊粧業 2018年2月26日号 20ページ

求人市場の動向を知る化粧品業界求人倍率レポート【2018年1月編】
 化粧品業界最大の求人メディア「アットコスメキャリア」および人材紹介サービス「化粧品人材バンク」を利用する約30万人超の会員データをもとに、毎月、最新の求人マーケットの動向をお伝えします。

■サマリー
・化粧品販売職の求人倍率は1.51倍(▲0.30)
・化粧品本社職の求人倍率は1.72倍  (+0.77) ※カッコ内は前月比
・販売職は、転職シーズンに向けて求職者の動きが活発。求職者向けの転職相談会では、時短希望者が増加傾向にある。
・本社職では、企業の募集が増加し求人倍率は上昇。特に商品企画職の採用が増えている。

■「販売職」の求人マーケットの動向

 1月の化粧品販売職の求人倍率は1.51倍で、3月・4月の転職シーズンに向けて求職者が動き出すことにより2カ月連続での倍率低下となった。引き続き売り手市場ではあるものの、比較的各社順調に採用を進めているようだ。

 「アットコスメキャリア転職相談」に寄せられる求職者からの相談の傾向としては、時短勤務に関する相談が増加傾向にあり、全体の15~20%を占めている。

 育児や介護などの理由で時短勤務を希望する元化粧品販売員は多いが、時短での採用枠が無く働くに働けないといった相談が多い。こうして就業できなかった人材が飲食業界や一般事務職などへと流れ、化粧品業界からの人材流出に拍車をかけているのではないだろうか。

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