東振化学、実績豊富な油剤の用途多角化を推進

週刊粧業 2017年12月4日号 16ページ

東振化学、実績豊富な油剤の用途多角化を推進
 化粧品・医薬品向け原料を取り扱う東振化学は、主軸のエステル油剤がメークアップや洗浄系アイテムなどへの配合で堅調に実績を伸ばしている。

 これまでの実績を通じての安心品質、安定供給の面が評価され、採用につながる事例が増えてきており、今後はそれらの実績を強みに、スキンケアやヘアケアなど用途の多角化も進めていく。

 また、植物オイルを中心に取り扱う天然由来原料では、契約農場で種子採取用の植物栽培から生産、製品化まで一貫して行い原料の開発を進めるナチュラル・プラント・プロダクツ社(本社=アメリカ、NPP社)製の「メドゥフォーム油」、「低温圧搾メドウフォーム油」(COSMOS対応)、「ダイコンシードエクストラクト(ダイコン種子エキス)」(同)が引き続き好調だ。

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