2016年訪販売上高、3年ぶりに上昇基調へ

粧業日報 2018年4月4日号 2ページ

2016年訪販売上高、3年ぶりに上昇基調へ
 訪問販売売上高が3期ぶりで上昇に転じている。公益社団法人 日本訪問販協会が公表しているデータによると、2016年度売上高は1兆7194億円(前年度比0.41%増)と2013年度以来3年ぶりのプラス成長を果たした。

 同数値は日本訪問販売協会(以下=訪販協)が正会員企業の訪販売上高を基に推計したもので、自動車や新聞のほか医薬品、百貨店の外商などによる「訪販」の売上高を除いている。

 推計の初年度1979年に9300億円だった訪販売上は、その後1996年に3兆3400億円となって「頂点」を記録し、以降は16年連続で下降したのち2013年にいったん息を吹き返したものの、2014~2015年はまたもや連続の落ち込みとなっていた。  

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