2017年化粧品OEM市場規模、7.5%増の3002億円で推移

週刊粧業 2018年9月3日号 1ページ

2017年化粧品OEM市場規模、7.5%増の3002億円で推移
 国内化粧品市場は、訪日外国人によるインバウンド需要の取り込みと、越境ECを含む中国を中心とした輸出(アウトバウンド)需要の拡大にともない、化粧品製造業全体で好景気が続く。

 前号(8月27日号)から2週にわたる特集では、新工場建設や既存工場の増改築などの中長期的な投資計画が示されたほか、新たな成長ステージへの布石として研究開発・技術開発などへの言及も目立った。

 調査会社のTPCマーケティングリサーチ社の調べによると、国内化粧品OEMの市場規模(2017年1~12月)は前年比7.5%増の3002億円で推移した。

 5年前の13年(2374億円)比では26.5%伸長している。18年はインバウンドに加え、輸出が大きく伸びていることから、7.0%増の3212億円と予測している。

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