日本色材工業研究所、戦略的成長投資と世界展開の加速化に注力

週刊粧業 2019年2月25日号 9ページ

日本色材工業研究所、戦略的成長投資と世界展開の加速化に注力
 日本色材工業研究所は、つくば工場の拡張を核とする戦略的成長投資と、事業のグローバリゼーションの加速化を柱とする「中期事業戦略ビジョン(2017―2021)」に注力しており、国内外の受注が引き続き好調に推移している。

 2019年の重点政策について、奥村浩士会長に話を伺った。

 ――今年の重点政策をお聞かせください。

 奥村 海外では、特にメイドインジャパンの化粧品に対する信頼性がより一層高まっている。

 こうした状況の中、当社では一昨年から中国や東南アジアへの輸出が伸びている。ここには引き続き注力していきたい。

 フランスにある子会社(テプニエ社)と孫会社(日本色材フランス社)との連携においては、グループシナジーの最大化に向けて、これまで日本色材で長年培ってきたモノづくりの技術を共有することを徹底していく。

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