ヤーマン、中国美容機器市場での展開強化へ

訪販ジャーナル 2019年6月3日号 6ページ

ヤーマン、中国美容機器市場での展開強化へ
 美容健康機器の研究開発・製造・輸出入販売等を行うヤーマンは、中国のECモール天猫(T‐mall)において、1億元の売上を達成した日本で唯一の企業として表彰されるなど、中国市場で好調に売上を伸長させている。

 好調の背景には、オンラインとオフラインの双方の活用と、現地での情報収集・発信が大きな影響を与えているという。

 同社の取り組みについて、ブランド戦略本部 PRグループの川崎布美子氏に話を伺った。

 ――中国における美容機器市場について教えてください。

 川崎 中国では、ローラータイプの普及に始まり、現地の若年層が経済力を得るにつれて、美顔器を持つことがステータスになってきている。現地の女優が使用した情報も拡散しているため、トレンドアイテムとして認知され始めている。

 現在も中国の美顔器市場規模は伸長を続けており、今後は2倍以上になることが予想される。美顔器のアイテム数も非常に多く、数千円の製品から10万円以上の高価格帯の製品も売れている。

 今後は、美容家電の領域で中国市場に進出する企業が増えることが予想され、プラスアルファのアプローチを強化していかなければならないと考えている。

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