コーセー、「Maison KOSÉ」を銀座にオープン

粧業日報 2019年7月18日号 1ページ

コーセー、「Maison KOSÉ」を銀座にオープン
 コーセーは、「顧客による化粧や美容に関わる様々な実体験の場」「ネットやデジタル技術を最大限に活用した新たな顧客づくりの仕組み」として開発を進めているデジタルプラットフォームと融合させた新コンセプトストア「Maison KOSÉ」を2019年12月に銀座にオープンする。

 新店舗では、同社の展開するほぼすべてのブランドを取り揃えており、顧客は化粧や美容に関わる新たなソフトウェアやハードウェアをブランド横断型でいち早く試し、楽しむことができる。

 同社にとっては、顧客との接点を創出し、コミュニケーションを図る全く新しいコンセプトショップとしての機能はもちろん、そこから得た情報や経験をスピーディに社内へフィードバックできる学びの場としての機能も持ち合わせている。

 現在、SNSやキャンペーンサイト、今回の新店舗を通じ、顧客と全方位で直接つながる同社独自のデジタルプラットフォーム構想を進めており、デジタルと体験を融合させた新しいコミュニケーションの形として、次世代の美容体験の可能性を探り、店頭とデジタルでつながる顧客づくりに取り組んでいく。

 2013年より実施しているコーセーグループの複数ブランドを体験できる無料情報発信イベント「コーセー Beauty フェスタ」では、社員が顧客と直接触れ合い、生の声を聴くことで、顧客への理解を深め、より良い「モノづくり」や「プロモーション」へのアイディア発掘につなげてきた。

 長年の構想の集大成となる今回の「Maison KOSÉ」においても、店舗スタッフのほかに、研究員をはじめとする様々な職種の同社スタッフが直接顧客と接点を持てる環境を整えることで、さらにリアルタイムに、顧客ニーズを捉えていく。

 同社では、ブランド軸で情報発信していた「コーセー Beauty フェスタ」を企業軸へと進化させ、新たなデジタルプラットフォームと融合させることで、これまでの延長線上にない次世代へのチャレンジを続けていく。
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