日本色材、2Qは2ケタ増収も増産投資で減益

粧業日報 2019年11月8日号 4ページ

日本色材、2Qは2ケタ増収も増産投資で減益
 日本色材工業研究所の2020年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比10.5%増の61億100万円、営業利益が16.0%減の3億2400万円、経常利益が22.7%減の2億8400万円、四半期純利益が18.4%減の2億600万円となった。

 継続するインバウンド需要などを背景に、全般的に旺盛な受注が継続したことに加え、欧州での景気の緩やかな回復基調を受けてフランス子会社のテプニエ社が医薬品・メークアップともに増収となったことから、グループ全体の売上高は好調に推移した。

 利益面では、つくば工場3期拡張工事完成後の生産拡大に向けた人員補強などの先行的な諸費用の増加や、一部製造工程(包装・仕上)の外注委託など増産に伴う費用増などで減益となった。

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