平和堂、ターゲットに合わせ3つの化粧品ショップを展開

週刊粧業 2020年1月1日号 75ページ

平和堂、ターゲットに合わせ3つの化粧品ショップを展開
 平和堂(平松正嗣社長)は衣料品・住関連で商品の見やすさ・買いやすさを追求し、ショップ化を推進している。化粧品はターゲットや購買シーンに合わせ、3つのショップを展開し、若年層から高年齢層まで幅広いニーズに対応する。それぞれ接客を通じて、地域の顧客に支持される店づくりに取り組んでいる。

 通販、ドラッグストアなど、化粧品を購入する場所が広がっている中、より多くの顧客に選択されることを目指す。

 平和堂は創業時から化粧品を重視し、制度化粧品の販売を強化している。大型店を中心に、資生堂、カネボウ、SK₋Ⅱ、コーセー、ソフィーナとの取り組みを続けており、一部の店舗ではプレステージのクレ・ド・ボー ボーテのほか、アルブラン、インフィニティなどの有力ブランドを取り扱っている。

 こうしたブランドの接客販売を行ううえで、メーカーの協力も得て、自社の美容部員を育成しており、その一環で資格制度を設けた。

 住居関連品事業部の深田桂子ブランドマネージャー兼化粧品統括は、「社内で化粧品の資格制度もつくって、上司やお客さまからみても本人が化粧品のことを知っていることをわかるようにしている。自信をもって接客・応対できるスタンスにし、長く働いてもらうことを目的にしている」と語る。

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