日本メナード化粧品、肌の乾燥に有効な植物素材の組み合わせを発見

訪販ジャーナル 2020年3月9日号 3ページ

日本メナード化粧品、肌の乾燥に有効な植物素材の組み合わせを発見
 日本メナード化粧品は、様々なフルーツ関連素材の中からグァバ葉に肌のバリア機能を高める効果があることを発見した。

 さらにパイナップル果実、青パパイヤ果実の素材を合わせることで、その効果が高まることを確認した。これらの素材を組み合わせることで、肌のうるおいを高める食品への応用が期待されるという。

 肌の乾燥は多くの人が感じている悩みの1つで、その原因には、空気の乾燥だけでなく、ストレスや生活習慣の乱れ、紫外線などによる「肌のバリア機能」の低下がある。

 そこで今回、植物には高温多湿の過酷な環境を生き抜く生命力があることに着目し、肌のバリア機能を高める植物素材について探索したところ、お茶としても飲まれているグァバ葉から抽出したエキスに、肌が産生する天然保湿因子(NMF)の量を増やす効果と肌のバリア機能低下の一因である炎症を抑制する効果があることを発見した。

 さらに、グァバ葉エキスにパイナップル果実エキスと青パパイヤ果実粉末を組み合わせると、これらの効果が高まることも見出した。この結果から、これらフルーツ由来素材を組み合わせて摂取することで、肌のバリア機能を改善し、うるおいを高めることが期待されるという。

 また今回、これら素材とビタミンなどを組み合わせた健康食品を3カ月飲用することで、肌のうるおい(角質水分量)が高まることや踵(かかと)部のカサつきが改善することも確認した。今後、肌のうるおいを高める新しい健康食品の開発に応用していく。


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