【業界競争に打ち勝つためのIT活用のすすめ(第1回)】競争激化のいま、業務の見直しを

週刊粧業 2020年2月24日号 15ページ

【業界競争に打ち勝つためのIT活用のすすめ(第1回)】競争激化のいま、業務の見直しを
 昨今、化粧品・日用品業界でも管理レベルの高さや業務効率化を求められることが多くなり、またインバウンド需要の沈静化に伴い、市場内競争は激化の一途を辿っています。

 業務管理体制の強化やサービスの差別化は不可欠で、そこは人力のみでは難しく、IT活用が重要になってきます。

 しかし、どれだけの企業が問題意識を持ち、具体的な取り組みができているでしょうか。例えば、会社の土台とも言える基幹業務システムは、費用対効果がすぐには見えにくいこともあり、経営層としては投資の優先順位が低く、営業活動や販促の方に注力しがちだと思います。

 しかし、本来は根本の業務改革こそが売上やサービスレベル、社員の士気向上にもつながる重要な鍵となります。この連載では、システム活用の重要性について説いていきます。

 我々アイルは、化粧品・日用品企業をはじめ、幅広い業界の約5000社に業務管理システムを提供し、業務効率化を支援しています。

 ご提案にいたる経緯はさまざまですが、伸長率の高い企業ほどIT投資に前向きで、現状の課題だけでなく、将来的な展望を見据えており、システムを有効に活用して効果を出されています。

 各社がどのような取り組みをしているのか、さらに、システムベンダーから見た市場動向やトレンドなどもご紹介していきます。

 次回は、在庫管理の重要性と3PL(物流委託)との連携事例のお話です。

風間翔平(株式会社アイル ITプランナー)
アイル開発の販売・在庫管理システム「アラジンオフィス」、企業間の受発注取引専用ECシステム「アラジンEC」などを提供。化粧品・日用品業界特有の業務に精通し、企業の潜在課題に適したシステム提案に定評。前年度の新規受注件数は社内トップ。年間30社以上の業務改善の相談に応じている。
アイル問い合わせ:0120-356-932/webmarketing@ill.co.jp
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