マツモトキヨシHD2020年度第1四半期、都市型店舗不振で2ケタ減益

粧業日報 2020年9月14日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 和歌山に進出し全国ネットワークを形成
マツモトキヨシHD2020年度第1四半期、都市型店舗不振で2ケタ減益
 マツモトキヨシホールディングス(松本清雄社長)の20年度第1四半期決算(4~6月)は郊外型店舗でマスクや除菌関連、日用品などコロナ特需が発生したものの、都心型店舗の営業時間短縮やインバウンド売上の消滅を吸収できず、減収2ケタ減益となった。

 売上高は9.8%減の1316億1400万円、営業利益は38.9%減の56億0900万円、経常利益は35.8%減の63億1100万円、四半期純利益は40.5%減の38億7600万円である。

 既存店前年比は前述の都心型店舗の不振で4月が12.5%減、5月が13.7%減、6月が9.4%減と水面下で推移した。売上総利益率は0.5P増の32.1%となったが、売上の低迷で売上総利益は38億0300万円減少した。

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