資生堂、unoメンズメイク就活生オンライン体験イベントを開催

　資生堂は10月27日、就活生を対象とした「unoメンズメイク就活生オンライン体験イベント」を開催した。

　2020年の就活では、新型コロナウイルスの影響により、多くの企業でWeb面接が取り入れられ、これに伴い、「オンライン映え」など新たな言葉が誕生したり、面接用の必需品が変わるなど、様々な変化が起きている。

　就活生を取り巻く環境が変化する時代において、同社は就活生が自身の印象をセルフプロデュースし、自信を持って就活に臨むためのノウハウを伝える機会が必要であると考え、今回の就活生オンラインイベントを実施するに至った。

　マイナビ「学窓マガジン就活準備号」編集部副編集長の高谷理佳氏は、「就活に臨んだ先輩たちに、就活で好印象を得るために身だしなみは重要か尋ねたところ、86.6％の人が『はい』と回答した。また、身だしなみで重要なポイントについて尋ねたところ、1位『髪型』、2位『服装の清潔さ』、3位『メーク・ひげ・白い歯など顔まわりの印象』となっており、コミュニケーションを図る際に重要な顔まわりを意識していることが明らかになった。実際に、身だしなみから受ける印象が『選考に影響する』と答えた就活生は5割にのぼった。特にオンラインになればなるほど、しぐさや雰囲気からその人らしさは伝わりづらいので、顔まわりの印象の良し悪しが選考に非常に大きな影響を及ぼす」と語った。

　続いて登場したヘア＆メイクアップアーティストの高橋弘樹氏は、「メンズメイクといっても、よりかっこいい、男らしい印象にするだけが正解ではなく、自分のなりたい姿になるというのがメンズメイクをするうえで重要なポイントになる」と述べた。

　最後に、unoグループの大野日向子氏が登壇し、若年男性のスキンケア意識の高まりからunoがメンズメイクを手掛けるようになったといった背景を説明したのち、「まずは誰でも簡単に使えて、手の届きやすい男性用BBクリームを開発した。今後もメンズメイクをしなければいけないというよりも、メンズメイク初心者の方々がハードルを感じないで挑戦してみたいと思っていただけるよう、メンズメイクをより身近な存在にしていく」と抱負を語った。