阪急うめだ本店、新たなニーズ対応でOMO戦略を加速

C&T 2020年12月15日号 94ページ

カンタンに言うと

  • オンラインも「阪急らしさ」にこだわる
  • 7階ビューティーメゾンを中心にオンラインカウンセリングに磨き
阪急うめだ本店、新たなニーズ対応でOMO戦略を加速
 エイチ・ツー・オー・リテイリング傘下の阪急阪神百貨店が運営する「阪急うめだ本店」は、コロナ禍の状況にあって、オンラインカウンセリングやライブコマースを導入してOMO戦略を推進している。

 核となるのは2020年1月21日に本館7階にオープンした「HANKYU BEAUTY MAISON」(以下、ビューティーメゾン)だ。3月25日にはラグジュアリーブランドやフレグランスブランドを新たに加えてグランドオープンした。

 「ビューティーメゾン」は、ワンランク上の上質なサービスを求める顧客をターゲットに、美容相談やカウンセリングサービスを軸にしたフロアに位置づけている。

 皮膚科医やメークアップアーティストなど有資格者・プロフェッショナルによるカウンセリングや、先端のデジタルツールを用いたカウンセリングを提供する「ビューティーステーション」も設置している。

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