日本化粧品工業連合会(粧工連)魚谷雅彦会長~新たな化粧品ニーズの追求で再び成長軌道へ

週刊粧業 2021年1月11日号 1ページ

日本化粧品工業連合会(粧工連)魚谷雅彦会長~新たな化粧品ニーズの追求で再び成長軌道へ
 いまだ新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、改めて、奮闘される医療従事者をはじめとする関係者の皆様に感謝の意を表するとともに、苦難の日常を送られている方々にお見舞い申し上げます。

 感染症の世界的大流行は、私たちの生活を大きく変えることになりました。国内外の経済は、かつてないほどの深刻な打撃を受けています。

 日常生活においても、マスクの着用、在宅勤務など感染防止のための新たな生活様式や働き方が広がっています。

 このような状況のもと、化粧品産業は、まったなしの抜本的な改革を迫られています。

 今回の事態で大きな影響を受けた化粧品産業が、この苦境から脱して再び成長軌道に乗るためには、コロナ後の生活を的確にとらえて新たな化粧品ニーズを追求していかなければなりません。

 コロナ後の生活のキーワードの一つはデジタル化です。感染症拡大を契機として、日常生活のデジタル化が加速度的に進展しています。

 化粧品産業としてもデジタル社会に対応した新しい製品やサービスを提案していくことが求められます。

 粧工連においては、「粧工連将来ビジョン 2020」に掲げる二つの理念、消費者の信頼性向上とグローバル競争力の強化をこれからも堅持しつつ、新時代の化粧品産業を実現するため、会員企業の皆様とともにさまざまな活動を進めてまいります。

 このような粧工連活動を活性化し、業界を発展させる基礎はすぐれた人材です。

 昨年10月から、将来の化粧品産業を担う次世代リーダーを育成するための粧工連次世代リーダー研修を開始しました。こうした事業を通じて化粧品産業発展の基盤を強固なものにしていきたいと考えています。

 今後とも皆様の御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

 最後になりますが、本年が皆様にとって新たな希望の年となることをお祈り申し上げるとともに、新しい化粧品産業の出発の年とすることを期して、年頭の御挨拶といたします。
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