資生堂、アクセンチュアと合弁会社を7月に設立

訪販ジャーナル 2021年5月31日号 2ページ

カンタンに言うと

  • 名称は「資生堂インタラクティブビューティー」に決定
  • DXの加速で新しいデジタルマーケティング戦略を強化
資生堂、アクセンチュアと合弁会社を7月に設立
 資生堂とアクセンチュアは、デジタルマーケティング業務とデジタル・IT関連業務を資生堂グループ各社に提供する合弁会社「資生堂インタラクティブビューティー」を、今年7月に設立することで合意した。

 資生堂の魚谷雅彦社長は、5月11日に開催されたオンライン共同記者会見で「資生堂はデジタルトランスフォーメーション(DX)によってビューティー事業に革新をもたらす。資生堂の使命とは、単に化粧品を販売することではなく、化粧品という美の価値を世界中の生活者に届け、活力を提供し、元気で幸せな人生を送ってもらうことである。この実現に向けてDXは大きな役割を果たす。個々の美のあり方が多様化する中、商品開発からサプライチェーンに至るまでデジタル化を進めることで、よりパーソナルな美や健康のニーズに対応していく。今後、資生堂は、合弁会社を通じて肌と体内データを蓄積していくことで、一人ひとりのパーソナライズされた美容体験を生涯にわたって提供する『パーソナルビューティーウェルネスカンパニー』になっていく。DXの推進こそが、資生堂の使命を実現することにつながる」と合弁会社設立の意義を語った。

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