サツドラHD、新中計で総合化を目指し生活サービス領域を強化

粧業日報 2021年7月9日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 小商圏フォーマットとコープさっぽろとの提携が核に
  • 26年5月期に連結売上高1200億円・営業利益36億円へ
サツドラHD、新中計で総合化を目指し生活サービス領域を強化
 サツドラホールディングス(富山浩樹社長)は今年度を起点とする5カ年の新中期経営計画で「地域の生活総合グループへの進化」をテーマに、中核のドラッグストアや関連事業の融合、外部とのコラボレーションによって、独自のポジションの確立を目指す。

 店舗の生活総合化、地域プラットフォーム、コラボレーションの3つの成長戦略によって、物販にとどまらず、生活サービスの領域を強化する。小商圏フォーマットの確立、コープさっぽろとの提携効果が大きなポイントとなる。

 21年5月期連結決算はコロナ禍によるインバウンド需要の消失や店舗数の純減で、経常段階で減収減益となった。売上高は6.8%減の832億4000万円、営業利益は22.0%減の6億4000万円、経常利益は31.4%減の6億0700万円だった。当期純利益は固定資産売却益7億4000万円を計上し、396.5%増の5億7400万円と増益を確保した。

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