化粧品の使用実態【朝】-2021年アンケート調査

週刊粧業 2021年7月5日号 4ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍で時間をかけたい項目と時短を図りたい項目に二極化
  • 「洗顔フォーム」派が過半数、「何も使わない」派と拮抗
  • 「朝の歯磨き」習慣根づく、パーソナル化がさらに進展
  • 化粧水と乳液の併用進む、美容液は朝の使用に課題
  • スキンケア兼備メークで朝は簡素化の傾向続く
  • 朝は「保湿」重視派が7割弱、コロナ禍で個々の肌悩みが明確に
  • コロナ禍で目もと重視、ニーズが顕著に、チーク使用率は大幅減
  • コロナ禍の朝のメークでは身だしなみ意識が低下
  • 朝シャンしない派が8割強、夜の入念なケアに軍配
化粧品の使用実態【朝】-2021年アンケート調査
化粧は「時間をかけたい」一方
スタイリングへの時短意識も

 朝の化粧習慣について、実態調査を行った。調査は3年毎に同様の質問項目で行っており、3年前(2018年)、または、6年前(2015年)の調査結果との比較により、女性の化粧習慣に関する意識の変化を検証していく。

 まず、「起床後の行動」について、起床後に「最も時間をかけたい項目」については、「化粧」が54.1%と最も多く占めた。3年前(化粧=50.2%)と同様、約半数の女性が、朝は化粧に時間をかけたいと思っていることがわかった。

 朝の化粧時間に関しては、働く女性の割合が増えていることも結果に反映されていると考えてよいだろう。

 コロナ禍のテレワーク推進により人と対面する機会は比較的減ったものの、オンライン会議時など画面に映る身だしなみとして、化粧に時間をかけたいという気持ちの表れが推測される。

 さらに画面上に常に自分の顔が投影されている点から、顔への意識が高まっていることも考えられる。

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