メナード、長期間安定的に培養可能な皮膚幹細胞モデルを樹立

粧業日報 2021年10月11日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 皮膚科学分野や再生医療分野における幹細胞研究への応用に期待
メナード、長期間安定的に培養可能な皮膚幹細胞モデルを樹立
 日本メナード化粧品は、藤田医科大学医学部の応用細胞再生医学講座・皮膚科学講座と共同で、長期間安定した培養が可能な3種類の皮膚幹細胞モデルを樹立した。

 これまでも、皮膚科学研究、医薬品開発、化粧品開発などにおいて細胞培養の技術は活用されており、必要不可欠な技術となっているが、身体から取り出された細胞は培養を繰り返すと機能が低下するほか、細胞の提供者ごとに細胞の状態が異なるなど、その扱いや細胞の維持には高い技術が必要だった。特に、近年注目されている「幹細胞」は、身体にわずかしか存在しない貴重な細胞であり、その培養技術も特殊なものが多く安定的に培養することが困難だった。

 今回、共同研究グループでは、これまでの皮膚における幹細胞の研究成果を応用し、皮膚科学分野や再生医療分野において安定的に長期培養が可能な不死化幹細胞モデル(表皮幹細胞モデル、真皮幹細胞モデル、脂肪幹細胞モデル)を樹立した。

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