True Data、YouTubeの影響力高まり効果検証しやすい化粧品の売上が伸長

週刊粧業 2021年10月18日号 42ページ

True Data、YouTubeの影響力高まり効果検証しやすい化粧品の売上が伸長
 TrueDataでは、約6000万人規模のID-POS(小売店の購買)データに基づき、化粧品市場の消費動向を分析している。

 2020年の消費傾向と主なトピックについて、アナリティクス・ソリューション部リーダーの原菜穂子氏とデータマーケティング部 事業企画課リーダーの川上鮎美氏に話を伺った。

 ――昨年と今年上期の消費動向をお聞かせ下さい。

  コロナ禍により20年は全カテゴリーが前年割れした。落ち込み幅はカテゴリー別に差があり、ヘアケア関連で最も低い「ヘアメーク(スタイリング剤等)」は92.7%だったが、「メークアップ化粧品」は72.9%と3割近く減少した。

 21年上期(1~6月)は、「ヘアメーク」が前年同期比3%増となったほかは前年を下回る形で推移している。特に「メークアップ」は、マスクの常態化やテレワークの増加により、87.8%と引き続き低調が続いている。

 次に20年9月~21年8月までのカテゴリー別に商品の売れ行きを表す「買物指数」(来店者数100万人あたりの売上高)を見ていく。

 最も特徴的だったのが「ヘアケア」のうち、「女性用育毛・養毛剤」だった。

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