コーセー、「コスメデコルテ」より糖に着目した新ラインを投入

粧業日報 2022年1月5日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 最先端サイエンステクノロジーを盛り込み20~30代の新客獲得へ
コーセー、「コスメデコルテ」より糖に着目した新ラインを投入
 コーセーは2月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」より、ブランドとして初めて糖に着目した、みずみずしくなめらかで透明感のある肌へ導くスキンケアライン「イドラクラリティ」(6品目8品種、3850~7700円)を、全国の百貨店・化粧品店・公式オンラインショップで販売を開始する。

 不安定な肌に悩みを抱える20~30代に向け、ブランドの強みである最先端サイエンステクノロジーに基づくスキンケアラインを発売し、新たな顧客獲得を図るとともに、ボリュームゾーン市場におけるブランドの存在感をより一層高めていく。

 就職や結婚などのライフスタイルや生活環境が大きく変わる機会が多い20~30代は、毛穴の目立ち、ニキビ・吹き出物、乾燥に加え、油水分の変化による新たな肌悩みが顕在化するなど、一般的に肌の不調が起こりやすいと言われている。またこの世代は、不規則な生活や睡眠不足、ストレス、飲食の乱れなどにより、日々の肌のコンディションが安定しないことによる肌悩みが多くみられる。

 このような背景から、20~30代向けのスキンケアには、「肌悩みのケア」「トラブルを防ぐ」という要素だけでなく、「季節や環境の変化でコンディションを崩さない」といった肌の安定感につながる機能が求められている。

 「イドラクラリティ」は、単にトラブルを予防するだけではなく、みずみずしいツヤ感と透明感を保ちながら、肌の調子が安定して揺らがない状態へ導く。その実現に向けて同社は、理想的な肌と、荒れている肌をミクロの視点で観察し、角層の状態の違いを徹底的に研究。うるおいに満ちて、キメが整い、光をなめらかに反射する肌を目指した。

 今回、全ての肌に存在し、透明感の源と言われる「糖」に着目し、肌のうるおいや透明感を保つために必要不可欠な要素として、独自のコンプレックス成分「美肌糖」を全商品に配合した。

 キメが規則正しく並び、うるおいのバリアに満たされることで、どんなライフスタイルを送る人でも、安定して揺らがない、毎日調子のよい肌に整えるとともに、乾燥・くすみ・肌あれをケアし、毛穴の目立ちにくいふっくら弾力感のある肌に導く。

 メインアイテムの化粧水「薬用 トリートメント エッセンス ウォーター」(医薬部外品、200mL・5500円)には、肌あれ防止効果のある有効成分「グリチルリチン酸誘導体」を配合している。気になる肌あれやニキビを防ぎ、健やかな肌に整える。

 そのほか、クレンジング「マイクロエッセンス クレンジングエマルジョン」(200mL・3850円)、乳液「コンディショニング トリートメント ソフナー」「同 ER」(各200mL・5500円、つけかえ用各5170円)、クリーム「コンセントレート クリーム」(50g7700円、つけかえ用7370円)をラインナップした。

 全品共通で、華やかで洗練されたグリーンフローラルパウダリーの香りを採用しているほか、パラベンフリー、アレルギーテスト済み・ニキビのもとになりにくい処方を採用している。

 パッケージデザインは、シンプル・モダンの中にコスメデコルテならではのエレガントさを落とし込んだ。落ち着いたモーヴピンクにアクセントのシルバーパーツが光る、コントラストを効かせたカラーリングとなっている。
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