化粧品容器・パッケージ2022、環境配慮がものづくりの主流に

粧業日報 2022年3月25日号 1ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍で環境対応が加速化、独自性を打ち出すステージへ

化粧品容器・パッケージ2022、環境配慮がものづくりの主流に
 コロナ禍で直面した社会の変化や課題に対し、SDGsの取り組みを推進する動きが化粧品・日用品業界でも活発になり、サプライチェーンを構成する企業にも広がっている。

 化粧品容器・パッケージ業界では海洋プラスチックごみ問題の解決を目指す「脱プラ・減プラ」に向けて大きく動き出した。

 今年4月には脱炭素社会、温室効果ガスの排出ゼロ社会の実現に向けて新たに「プラスチック資源循環促進法」が施行され、プラスチック製品はリサイクルを前提とした設計が求められることになる。

 外食や小売など他業界の取り組み推進などで生活者の環境問題への意識が高まり、環境への影響を意識した消費行動が化粧品にも浸透していくと考えられる。

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