ポーラ、「組織」から「店舗」単位での成長めざす

訪販ジャーナル 2022年4月18日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 個性やカラーを最大化し、全てのショップが活躍できる環境へ
  • 共創・伴走型コンサルティングへと進化
ポーラ、「組織」から「店舗」単位での成長めざす
 ポーラでは、全国約3300のポーラショップを展開しているトータルビューティー(TB)事業において、リアルでの増客が困難になる中で顧客接点の再構築という覚悟をもってオンラインでの新たな接点づくりに取り組み、オンライン経由で新規顧客の獲得を順調に進めている。

 今年1月よりTB事業の首都圏エリア担当から事業全般の営業担当に管掌変更した執行役員 TB事業営業担当の片峰靖朗氏に話を伺った。

 ――コロナ禍で推進されているTB事業の取り組みと、具体的な成果についてお聞かせください。

 片峰 2021年のTB事業の活動を振り返ると、昨年まで私が担当していた首都圏エリアは新型コロナの感染が最も多い地域で、お客様との接点そのものが全体的に縮小して厳しい状況が続いた中、コロナ禍の2年間でオンラインによる新規顧客との接点を拡充し、業績回復の可能性が見えてきた。

 具体的には、リアルでの増客が困難になる中、顧客接点の再構築という覚悟をもってオンラインでの新たな接点づくりに取り組み、インスタグラムやLINEなどのSNSをはじめ、ホットペッパービューティーやポーラのホームページを経由した増客がしっかりと図れたことで、コロナ前に1割未満だったオンライン経由の増客を3割まで高めることができた。

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