粧工連、将来ビジョン2022の活動実績を報告

訪販ジャーナル 2022年9月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 新統一団体設立の進捗状況について説明
  • 魚谷会長、新時代にふさわしい開かれた工業会を実現
  • 斉藤委員長、「グローバル競争力の強化」に一定の手応え
  • 魚谷会長、新団体設立の意義を語る
粧工連、将来ビジョン2022の活動実績を報告
 日本化粧品工業連合会(粧工連、魚谷雅彦会長)は9月8日、オンラインで記者懇談会を開催し、「化粧品産業の展望を見据えた日本化粧品工業連合会の将来ビジョン2022(将来ビジョン2022)」の活動報告を行うとともに、新統一団体「日本化粧品工業会(粧工会)」設立に向けた進捗状況について報告した。

魚谷会長、新時代にふさわしい
開かれた工業会を実現

 冒頭の挨拶で魚谷会長(資生堂社長)は、「新型コロナウイルスの世界的な流行から約2年半が経過し、3年目に入った。日本の化粧品出荷実績に目を転じると、何とか前年実績をクリアするところまで来ているが、コロナ前の2019年には遠く及ばない状況となっている。国内化粧品市場の落ち込みは非常に深刻であり、危機感を抱いている。インバウンド需要は蒸発し、内需も外出控えやマスク着用の常態化により化粧品ニーズが縮小していることで冷え込んでいる。生活者の化粧品に対する意識はコロナ禍を経て大きく変わったと認識しなければならない。

 また、海外も含めて化粧品業界を取り巻く環境をみていくと、今まで以上にデジタル化が進展し、各国・地域での規制の変化があり、サプライチェーンも大きく変化し、さらにはサステナビリティへの取り組みも化粧品産業全体として積極的に対応していかなければならなくなってきた。インバウンドが縮小する中で、日本の化粧品企業のグローバル化が今まで以上に重要な要素にもなっている。

 このように我が国の化粧品産業を取り巻く環境の中には、多くの取り組むべき課題が山積しており、それらの推進は待ったなしという状況だ。

 こうした状況に対応し、変革を実行するためには、オールジャパンの体制をより強固なものにする必要がある」と述べた。

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