韓国最大の真空乳化機専門メーカー、宇元(WooWon)の日本総代理店を務めるエヌ・ピー・ラボは、液体・粉体処理機器の提供から工場設計まで、顧客のニーズに合わせた提案を行っている。
宇元は韓国化粧品業界でシェア80%以上を誇っており、韓国や日本だけでなく、アメリカ、オーストラリアなど幅広く展開している。トルコで開催された展示会では、数十台が成約となり非常に多くの引き合いを集めた。
宇元の真空乳化機は真空下で乳化されるため溶存酸素が少なく、長期保存しても品質の変化がほとんどない安定した製品を製造することができる。高品質でありながら、リーズナブルな価格を実現している点が好調の要因となっている。
エヌ・ピー・ラボは、宇元の日本総代理店として、導入からアフターサービス、メンテナンスまでサポートする。ヒアリングから設計、メンテナンスに至るまで各案件に対し専門担当者がワンストップで業務を遂行することで、リーズナブルな価格とスピーディーな対応を実現している。ヒアリング後は日本で設計、韓国の工場で機械を製造し、顧客ニーズに合わせた機械を提供する。
主要な部品はすべて日本製を採用しているため、万が一の場合の修理やオーバーホールを迅速に行うことができる。
今年の7月に会社設立22周年を迎えた同社の代表取締役を務める菊地正仁氏は、「創業前は船会社に務めており、輸入品も取り扱っていたことから、海外製品を使用する上での困りごとやニーズについても理解しているつもりだ。かゆいところに手が届くような提案やアフターフォローを行ってきたと自負しており、真空乳化機を納品する上で大きな問題が発生したことはない。創業から22年、人間に例えると丁度成人して社会に出るくらいの月日が経ち、企業としてようやく大人になった実感がある。お客様の要望を聞き、精一杯ニーズに応えながら、信頼関係の構築に務めてきた。また、常にお客様の目線に合わせた形での提案やサポートを行っており、お客様の成長とともに、当社も伸長してきたと感じる。今後もきめ細やかなアフターフォローを強みとしながら、お客様のニーズに応えていく」と語った。
高品質な製造機械をリーズナブルな価格で提供する同社では、真空乳化機のほか、ハードカプセル充填機や造粒機器、錠剤・カプセル計算機など、幅広く提案する。また、取扱製品以外のオーバーホールやメンテナンスも可能で、リーズナブルかつ迅速に対応する。
なお、医薬品、化粧品、健康食品をはじめ各種製造工場のプラントエンジニアリングにも取り組んでおり、空調や集塵、洗浄など、トータルにノウハウを提供できる。