コーセー、海の環境に配慮した処方設計の日やけ止め4品を発売

粧業日報 2023年1月18日号 5ページ

コーセー、海の環境に配慮した処方設計の日やけ止め4品を発売
 コーセーは、雪肌精の中核シリーズ「雪肌精 クリアウェルネス」から、同社が開発した評価法に基づき通常の使用方法の範囲でサンゴの成育に影響を与えないことを確かめた処方設計の日やけ止め(4品目4品種、ノープリントプライス)を、2月16日より国内で発売し、順次グローバル展開していく。

 同社では「ビューティを通じた環境課題への貢献」を掲げ、様々な環境保全・啓発活動を推進している。中でも、雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトでは、美しい海を次世代につなげる活動として、10年以上にわたりサンゴの保全や移植を実施するとともに、サンゴの健全な成育に影響を与えるとの疑いが指摘され、一部の国や地域で販売が制限される特定の紫外線防御成分や、それらを配合した製剤が、実際にサンゴの成育に与える影響を確かめる評価系を確立している。

 今回、発売する4つの日やけ止めには、塗布後に肌から水中に流れ出にくい設計であることや、上記の紫外線吸収剤を含まない処方であることに加え、この評価系に基づき、サンゴの成育に影響がないことを確かめた海の環境に配慮した処方設計を採用している。これまでブランドが推進してきたサンゴ保全活動を発展させ、独自の研究と商品づくりの観点でもサンゴへの優しさを追求している。

 今回発売する4品は、海の環境への配慮に加え、雪肌精の目指す「雪のような透明感ある肌」を叶えるための日やけによるシミ予防とうるおいケアを共通特長としている。日やけによるシミ、乾燥・肌あれをケアする「太陽光ケアエッセンス処方」や、素肌を明るいツヤ肌にみせる「すっぴん映え処方」を採用。大気中の微粒子の肌への付着をブロックする効果も兼ね備えた。また、北海道産ハスカップエキスとゼニアオイエキスを保湿成分として配合しているほか、シリーズ内共通の成分で「うるおいバリアの量と質」を上げる、日本産の植物原料からなる独自成分も配合。全品アレルギーテスト済みで、化粧下地としても使用できる。

 メインアイテムの「UVエッセンスジェル」(70g 2200円、SPF50+・PA++++)は、国内基準最高値のUVカット指数と、汗・水に強いスーパーウォータープルーフ機能を備えつつ、スキンケアをしているような保湿感が続くジェルタイプの日やけ止め。心地よい使用感で、うるおいを含んだべたつきのない膜が、日常生活でも、強い日差しの外出時やレジャーでも、快適かつ強力に肌を守る。

 「UVエッセンスミルク」(50mL・2420円、SPF50+・PA++++)は、スーパーウォータープルーフ機能を備えつつ、みずみずしく心地よいのび広がりで、しっとりうるおうミルクタイプの日やけ止め。国内基準最高値のUVカット指数で、日常生活だけでなく、海やスポーツなど、強い日差しの外出時の使用に適している。

 「UVトーンアップ」(70g 1980円、SPF35・PA+++)は、ラベンダーカラーのジェルがなめらかにのび広がり、くすみをカバーしながら自然にワントーン明るい肌に導く。日常の外出時やレジャー、在宅時など幅広いシーンで使用できる。

 「UVマイルドミルク」(50mL・2310円、SPF50+・PA+++)は、優しい肌あたりと高いUVカット機能を兼ね備えた無添加・低刺激処方のミルクタイプの日やけ止め。紫外線吸収剤フリーの日やけ止めにありがちな、きしみ感や白浮きが気にならないのが特長で、在宅時や日常の外出時、レジャーなどで快適に使用することができる。
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