ヒノキ新薬、首都圏ヒノキ会新年方針説明会を開催

粧業日報 2024年1月25日号 3ページ

ヒノキ新薬、首都圏ヒノキ会新年方針説明会を開催
 ヒノキ新薬(阿部武彦社長)は1月12日、都内で新年方針説明会を開催し、当日は系列販社(首都圏・仙台)から16店の販売店が出席した。

 会の冒頭、首都圏ヒノキ会の伊藤洋子会長(キレイな素肌に近づける店むらさき)が年頭挨拶に立ち、「ヒノキ肌粧品は若い時に使用され、少し離れてまた戻ってきてくださるお客様が多い。2世代、3世代とヒノキ肌粧品を使い続けてもらうためには、我々自身が取り扱う商品1つひとつをしっかり使って良さを知り、それをお客様にお伝えしていくことが重要だ」と語った。

 続いて登壇した阿部社長は、「清水寺で2023年の世相を表す漢字が『税』と発表されたが、私ならば『學』という字を選んだ。点数重視の偏差値教育ではなく、物事に対して自分自身で考えて判断することこそが本当の学問であり、そうした姿勢が今の日本人に足りなくなっている。最近では何かとマニュアルをあてにされるが、商売はそもそもマニュアルだけで成り立つ話ではない。来店されるお客様もお店によって一軒一軒異なる中で、マニュアルだけで全てのお客様が満足されるだろうか。経済大国であることが国民の幸せということではないが、かつてジャパン・アズ・ナンバーワンと評された日本は現在、GDP(名目国内総生産)でドイツに抜かれ4位に転落し、果たして今後10位圏内にとどまり続けられるか疑問である。これからの商売で大切なことは決まった形のマニュアルに依存せず、お店に合ったやり方や売り方を自分自身で考えることで、商売以外のあらゆることについても改めて学び直す必要があるだろう」と述べた。
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