ライオン、春のプレゼンテーション2024を開催

粧業日報 2024年2月2日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 7年ぶりの新オーラルケアブランド「オクチューン」を投入
  • オーラルケア領域で単価アップの新アクションを始動
  • 「スタイルで選ぶ」という新しいオーラルケアの選び方を提案
ライオン、春のプレゼンテーション2024を開催

 ライオンは1月23日、24日の2日間、ウェスティンホテル東京にて、生活者のニーズを捉えた新製品や売場づくりについて提案する流通向けのコミュニケーション施策「ライオン 春のプレゼンテーション2024」を開催し、販売店・卸店関係者約600名が来場した。

 第1部 説明会では、上席執行役員 ヘルス&ホームケア営業本部長の三國正晴氏が挨拶したのち、オーラルケア事業部長の大塩繁生氏がオーラルケアの新アクションについて説明した。第2部 展示会では、オーラルケアの新ブランド「OCH-TUNE(オクチューン)」の開発背景やマーケティング施策について説明した。

オーラルケア領域で単価アップの新アクションを始動

 主催者を代表して挨拶した三國氏は、「市場概況」「2023年度の振り返り」「2024年度の取り組み」について説明した。

 同社が参入しているトイレタリー37市場の2023年1~11月の状況を振り返ると、単価の上昇(前年同期比107%)に伴い金額伸長(同103%)を果たしているものの、昨今のインフレに伴う消費マインドの変化により多くのカテゴリーにおいて個数(同96%)が減少しており、2024年については単価上昇に寄与した値上げ効果も一巡してくることが予想される。それ故、「今後はお客様単価の上昇に向けた仕掛けを行うことが重要になってくる」(三國氏)という。

 一方、同社が参入しているOTC9市場の2023年1~11月の状況は、単価上昇(同105%)が見られる中、個数(同108%)も拡大することで金額伸長(同114%)を実現している。それ故、「目まぐるしく変化する環境や消費者マインドをいち早く察知し変化対応をスピード感高く実現して、単価を引き上げることでさらなる市場貢献を果たすことができる」(三國氏)としている。

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