ラパスジャパン、自社ブランド「アクロパス」を通じて海外向けのOEM・ODMを強化

週刊粧業 2024年10月14日号 14ページ

ラパスジャパン、自社ブランド「アクロパス」を通じて海外向けのOEM・ODMを強化

 ラパスジャパンは、ドラッグデリバリーシステム(DDS)の一種で、医療分野で活用されている「溶解性マイクロニードル」を用いて、浸透力と安定性に優れたマイクロニードルパッチ化粧品の製造・販売事業を手がける。

 同社が主力とするOEM・ODM事業では、製品化がイメージしやすくなるツールとして、溶解性マイクロニードルで肌が必要とする美容成分をダイレクトに届ける自社ブランド「ACROPASS(アクロパス)」を提案時に活用している。

 OEM・ODMで提案するアクロパスの例では、2024年6月にリニューアルした人気シリーズで、鎮静効果のあるCICAと抗炎症作用を持つマデカッソシドを新たに配合し、アクネケア効果がパワーアップした「エイシーケアNE」と、失活しやすいレチノールをマイクロニードル内に安定化させて高配合し、肌の角質層に高浸透させることに世界で初めて成功した「レチノールマイクロニードルパッチ」などがある。

 「日本製のマイクロニードルは、海外での需要が特に高まっている。リニューアル前のエイシーケアは日系小売業を中心にシンガポールやマレーシア、香港、アメリカ、モンゴルへと輸出しており、レチノールマイクロニードルパッチはシンガポール、マレーシア、アメリカでの輸出が好調に推移している」(同社)

 販促面では、ブランド初の試みとして、今年7月31日から9月3日まで「@cosme TOKYO」のイベントスペースに、エイシーケアNEのコーナーを展開した(写真)。9月4日から10月1日には、エイシーケアNEと入れ替わる形でレチノールマイクロニードルパッチを展示した。

 「海外のお客様が多い@cosme TOKYOさんでのイベントは、インバウンドのお客様に向けたプロモーション強化の一環として行い、非常に好評だった。日本製のアクロパスを通じて、海外向けOEM・ODMを強化していく」(同社)

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