ポーラ化成、新乳化装置で複合型クリームの感触調整技術が進化

訪販ジャーナル 2024年8月19日号 6ページ

カンタンに言うと

  • エマルションの乳化滴の壊れやすさを調整、複雑な感触変化を的確に実現
ポーラ化成、新乳化装置で複合型クリームの感触調整技術が進化

 ポーラ化成工業は、複雑な構造の複合型クリームにて、乳化滴の壊れやすさをコントロールすることにより、肌に塗った時の感触変化をコントロールする技術を開発した。これは、横浜事業所に新設したテクニカルディベロップメントセンター(TDC)の新乳化装置を駆使した製造方法により実現した。

 化粧品ではしばしば、「肌に塗ると柔らかくほぐされ、その後は肌がしっかりと引き締まったように感じる」といった両立が難しい相反する感触への変化が求められる。このような感触変化を実現するうえでは「多相エマルションを含む複合型クリーム」が大きな可能性を秘めている。

 このタイプのクリームは、塗ったときの壊れやすさや出てくる成分を乳化滴ごとに変えることで、段階的に異なる感触を、さまざまなバリエーションで生み出せる可能性を持ち、ポーラ化成では以前よりその技術を蓄積してきた。

あと57%

続きを読むには無料会員登録が必要です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • 化粧品業界の優良記事を
    お届け
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > ポーラ化成、新乳化装置で複合型クリームの感触調整技術が進化

PDF記事・人気ランキング

最新PDF記事

最新PDF記事をもっと見る

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop