福岡に通販メーカーが多い理由とは

福岡に通販メーカーが多い理由とは

 つい先日、九州・福岡市を拠点に急成長を遂げる某通販メーカーを取材した。その際、「通販メーカーが九州や福岡に多いのは何故か?」という点に話が及んだ。

 役員A:「九州人、特に福岡の人には商売気質が元々あり、勉強会が非常に多い。その基礎を作ったのは、実は明太子なんです」

 記者:「………。」

 役員A:「明太子は福岡・博多の名産品として全国区となっているが、戦後、ふくやさんが北海道からスケトウダラの卵を持ってきて広めたもので、元々福岡のものではないんです。(初代社長は)秘伝のたれに漬け込んだら美味しかったので、(博多の繁栄のため)皆に広め、名産物になったんです。だから、シェアする風土がすごく多い。起業精神も旺盛で、気付いたら通販メーカーが多くなっていた。事実、(福岡以外の)九州北部には大手通販メーカーはほとんどありません」

 興味深い話題だったついでに、明太子の元祖「ふくや」の初代社長・川原俊夫氏のエピソードを1つ。

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