一丸ファルコス、幹細胞関連の技術発表講演で注目度UP

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一丸ファルコス、幹細胞関連の技術発表講演で注目度UP

 一丸ファルコス(本社=岐阜県)は出展ブースに「次世代アンチエイジング」と「グリーンビューティ」の2つのコーナーを設け、自社開発原料を展示した。

 次世代アンチエイジングでは、先日ミラノで開催された「in-cosmetics2011」で高い評価を得たTA-幹細胞に着目した抗老化素材「ビオセルアクト カモミラB」や天然抗菌素材「ポリリジン 10」の新規原料を中心に機能性原料を紹介。3日間で4講演おこなった出展者技術発表会はブースへの反響につながったという。

 講演では、先述の新規2原料の新たな機能性やメカニズムについて評価データを提示し解説したほか、「環境ストレスと肌老化」の関連性を紐解く「オウゴンエキス」の有効性と、老化の原因となる「糖化」に着目した天然抗糖化素材を複数紹介した。

 反響が大きかった分、追加データや応用方法などに関する要望や問合わせも多く、「今後はフォロー体制を強化し紹介を進めていく」方針だ。

 グリーンビューティでは、国内外で取り組んでいる「環境に配慮した製品」を中心に紹介。国内では、アロエベラやヘチマといった宮古島産や沖縄産の素材を使用し開発した原料の売上げの一部を、地元でサンゴ礁保護などの活動を行う「NPO法人美ら海振興会」や「NPO美ぎ島(かぎすま)宮古島」に寄付し、環境保全活動を支援している(写真)。

 対象原料の使用とNPO法人のロゴマーク付与により、機能性に加え、ブランドや商品のイメージアップ、企業のCSR活動に結びつくため、自然化粧品を展開するメーカーからの需要増が期待できそうだ。

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