カネボウ化粧品は2012年6月15日、第7回「ビューティアップコンテスト世界大会」を開催し、8430名(うち国内約6000名)のビューティカウンセラー(以下、BC)の中から支社大会を勝ち抜いた28名と、海外のBC16名(中国、台湾・各5名、韓国、タイ・各3名)が美容技術とカウンセリング力を競った。
開催にあたり、植松正社長は「コンテストは『美しさの先に笑顔』をテーマに、BCの高い美容技術とホスピタリティマインドを研鑽する場である。お客様を笑顔にするお手伝いをする活動が、お客様一人ひとりの幸せな人生と笑顔あふれる社会の実現に貢献できるものと信じている。それぞれが店頭で美のプロフェッショナルとして多様なお客様のニーズを理解し、最も理解するパートナーとしてお客様の個性を引き出し、最高の満足を提供することに励んできた。今日はその成果を発揮してほしい。
メインイベントであるハートフェルトストーリーでは、各流通代表の話に共通の思い入れがある。それはお客様の笑顔をお手伝いしたいということ。それぞれが店頭で体験した感動を会場の皆もわかち合い、お客様の笑顔をお手伝いしたいという思いを店頭で実行してほしい。カウンセリングスキルをさらに向上させ、それがチームにいい意味での波及効果を与え、一人でも多くのBCがお客様を最も理解するパートナーになることを期待する」とBCにメッセージを述べた。
コンテストの審査ポイントは、カウンセリングを通じて相手のリクエストや悩みを聴き、プロの目で顔立ちや肌の状態を確認して潜在的美しさを引き出す方法を共有し、技術的に表現していること。国内はメークとヘア、海外はメークで審査を行った。
ハートフェルトストーリーでは「美しさの先に笑顔を」を具現化したホスピタリティマインドを各流通代表のBCが発表した。
国内部門では、関越支社の前澤百合子氏(ドラッグ)が優勝し、「ドラッグストア流通では時間をかけた接客が難しいので、短時間できれいになってもらうことを心がけてきた。世界大会という貴重な経験をさせてもらい感謝している。後輩のBCにもぜひ経験してもらいたいので、支社でこの感動を想いを伝えていきたい」と喜びを語った。
その他受賞者/準優勝=山口幸子(首都圏支社、ドラッグ)、金光晴菜(同、百貨店)▽優秀賞=北村久美子(北海道支社、百貨店)、河野悦子(関越支社茨城支店、ストア)、山本恵(九州支社、百貨店)
海外部門/優勝者=プラパッソーン・ウィンチャイ(タイ)、リョウ・ワンロウ(台湾)、パク・ユンジョン(韓国)、ワン・ヤーチン(中国)
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この記事は週刊粧業 2012年7月2日号 2ページ 掲載
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