2012年度(2012年9月~2013年3月)のカイロ市場は、前年度比約6%減の315億円で推移した。季節要因による縮小と見られ、近年は300~320億円をキープしている。
カテゴリー別では、使い捨てカイロ(貼る/貼らないタイプ)は、セカンドブランドを中心とした低価格カイロが主流で、お値打ち感のある大容量タイプの構成比が高まっており、縮小トレンドにある。
そこでカイロメーカー各社は、ナショナルブランド(NB)の価値向上を目指し、首・肩用、腰用、足・靴用など部位別カイロによる新たな価値提案を強化している。
部位別市場は全体の2割強まで拡大し、中でも寒さを感じやすい足・靴向けは全体の1割以上を占めるカテゴリーに成長している。また2012年度は、首・肩用、腰用も堅調に市場を拡大した。
レンジで温めて使う簡易保温具(ゲル/蒸気タイプ)市場は、前年比約4%減の14億円だった。昨今は美容家電分野でも話題になっている「目もとケア用」が市場を牽引している。目もと用は、年間通じて提案できる商材でもあり、今後も市場の伸びが期待される。
今シーズンは、全国的に低温傾向が続く予想で、カイロ・保温具ともに前年を上回る見通しだ。NBの付加価値カイロがどこまで支持を得られるかに注目が集まる。(記事詳細はこちら)
※画像は、桐灰化学が発売する業界初の香りつきカイロ「はる 香るカイロ」シリーズ。
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この記事は週刊粧業 掲載
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