サプリメントの使用状況、未利用者の割合は5.5P増の58.7%に【消費者アンケート調査2024】

週刊粧業 2024年7月8日号 48ページ

カンタンに言うと

  • やめた理由については「身体の変調」が倍増
  • 利用のきっかけとしてネット・クチコミに高い支持
  • 利用目的については栄養素の補給が8割
  • 利用者の効果実感は上昇前回比10.4P増の38%へ
  • 継続意向が2P減の中、迷っているが3P上昇
  • 「1種類」という回答が過半、単品摂取化の傾向が加速
  • 摂取の機会は減少傾向、55%が「1日1回」と回答
  • ビタミンCが不動の1位、上位4銘柄の人気は不変
  • 摂取したい成分もビタミンC、コラーゲンも根強い人気
  • 選択基準は「効果」が不変、本物志向の生活者が7割
  • 効果への疑問が最上位も副作用への不安が急上昇
サプリメントの使用状況、未利用者の割合は5.5P増の58.7%に【消費者アンケート調査2024】

 「内外美容」という訴求ワードが一般的に浸透したといえそうな現在、サプリメントには化粧品の「盟友」といえそうな関係性が見え始めている。

 こうしたサプリメントについて尋ねた2021年調査と比較した場合、最も肝心な「利用している」という回答は今回の調査で99名(24.0%)となった。前回(126名、30.6%)と比べて6.6Pも減少した。

 一方で、真逆な回答を示す「利用していない」は2024年が242名(58.7%)と2021年(219名、53.2%)に挙がった数値との差が5.5Pとなっている。

 20~30代女性にとってサプリメントは不要不急な商材とみなされており、物価高や健康被害問題も相俟って当面は縮小傾向が続くものと思われる。

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