ティアーズは、2013年の業績が「アステティックヘアカラーシリーズ」をはじめとするカラー剤や、店販品のヘアケア製品「クレメンティアシリーズ」が売上げを牽引して前年実績をクリアした。
特に「クレメンティア」は、キャンペーンの実施により導入を強化したことでサロンからの認知が向上し、社を代表するブランドに成長しつつあるという。
今回、店販品の販売を強化するにあたり、3月21日に同シリーズから新たに発売したボディソープとアウトバストリートメント、トリートメント イン ジャンプー3点をセットにした企画品を用意するとともに、店内のVMD用に特別什器を提供するキャンペーンを実施した。展開サロンでは店頭など、お客の目に映りやすい位置に置いてもらうように推奨したところ、初回購入からその後のリピートに成功したという。
今年2月に、同社初の試みとなる「東京ギフト・ショー」に出展したところ、「クレメンティア」のデザインやオーガニック素材にこだわった品質などに関心が集まり、バラエティショップなどの新たな販路開拓につながったという。
通常、店販品を美容サロン以外へ流通することは、サロンの売上げを奪うことになり「ご法度」とされているが、中規模サロンを主な取引先としている同社では、「一般認知の向上が、サロンにおいて提案をしやすくする」(同社)といい、値下げなしに販売できるチャネルをねらい、一般市場での展開も進めていく方針だ。
ヘアカラー剤ではイタリアのギビアン社と共同開発した「スカリナータ」でリニューアルを予定しているが、今後は、現在のサロン直販型提案ではなく、ディーラーを介した販売も検討している。
「ギビアン社の製品については、今年2月にギビアン事業部を発足し、販売法も含め検討を続けている。最近では、製品の知名度が向上してきており、今後はティアーズという社名の認知度も高めていきたい」(同社)
この記事は週刊粧業 掲載
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