コーセー、「ジルスチュアート」に新フレグランス投入で発表会

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コーセー、「ジルスチュアート」に新フレグランス投入で発表会

 コーセーは5月28日、「ジルスチュアート」から新フレグランス「クリスタルブルーム オード パルファン」(50mL7500円、30mL5500円、9月5日発売)を投入するにあたり、プレス発表会を開催した。

 ジルスチュアート(化粧品)は、2005年にデビューし、来年で10周年を迎える。デビュー当時より20代前半の女性をコアターゲットとして展開してきたが、12年10月にバス&ボディケアの「リラックスライン」を発売し、30代女性まで裾野を広げることに成功。さらに今年1月には、とろける感触が特徴の新口紅「リップブロッサム」を発売し、40代女性も取り込むなど、着実に愛用者層を拡大している。そうした取り組みが奏功し、デビュー以来、9年連続で増収を続けている。

 フレグランスでは、他社との差別化を図るため、「フルーティ・フローラル」「オリエンタル」「センシュアル・フローラル」といったカテゴリーから、ピュアで繊細なイメージの香りをこれまで発売してきたが、今回のフレグランスは、「フローラル・フローラル」カテゴリーからの初のフレグランスとなる。

 香水の原点とも言うべき香調で、かつ市場で最大のシェアを誇る「フローラル・フローラル」から、満を持して新フレグランス「クリスタルブルーム オード パルファン」を投入することで、売上拡大の起爆剤にしていく考えだ。
 ブランドマネージャーの佐藤真由美氏は、ブランド全体における新フレグランスの役割について、「価格面で最も高いポジションにあり、幅広い層にアプローチでき、かつリピート率も高く、ギフトにも選ばれやすいため、主力のメークと同等レベルで重要視している。より幅広い層にアプローチできるよう、また今後の免税店での展開も見据え、従来より価格を抑えた。ブランドを代表するフレグランスとして、より多くのユーザーとの接点をつくっていきたい」と語る。

 「クリスタルブルーム オード パルファン」は、永遠に輝く美しい一瞬をたくさんの花々で表現、この世でもっとも透明で可憐な香りを目指している。

 トップノートは、みずみずしさと可憐さが織り成すクリスタルピュアフローラルノート。スイートピーやスノードロップの繊細な甘さが優しく香り立ち、ネロリやオレンジが限りない透明感を醸し出す。

 ミドルノートは、儚げながらも豊かな広がりを見せる、可憐な花々を散りばめたクリスタルフローラルノート。凛と咲き誇る高貴なエーデルワイスが透き通った香りの輝きを添え、繊細な花々が優しく香り、澄んだ心地よさで包み込む。

 エンドでは香り全体に深みを与え、パウダリーな甘さのヴェールで覆うオリジナルのチュールアコードがその扉を開け、けがれのない官能の世界へと誘う。

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