中屋薬局、地域密着スタイルでコスメ売上5割強の店舗も

週刊粧業 2014年9月29日号 9ページ

カンタンに言うと

中屋薬局、地域密着スタイルでコスメ売上5割強の店舗も
 1961年設立の中屋薬局は、西東京を中心に調剤薬局を併設したドラッグストアを展開してきた中、2001年9月、神奈川県相模原市・橋本駅前商業施設「ミウィ橋本」1階に制度化粧品ブランドを取り揃えた「薬局 アクアファーマシー」(以下、橋本店)をオープンし、化粧品のカウンセリング販売をスタートしている。

 「橋本店」では化粧品以外に、調剤、医薬品、日用雑貨を取り扱うが、化粧品(セルフ化粧品含む)の売上げが全体の5割強を占めるまでに成長している。その実績を糧に、今年3月には商業施設「イオンモール日の出」(東京都西多摩郡)内に、同社初となる化粧品専門店「アクアコスメラボ」をオープンし、新たな業態に挑戦している。

 岡部仁史営業部長に好調の「橋本店」での化粧品販売の取り組みについて話を伺った。

 ――「橋本店」の状況をお聞かせください。

 岡部 一般化粧品に加え、制度品ブランドの取り扱いを初めて開始した「橋本店」は、調剤薬局、医薬品、化粧品の3分野を柱にしており、オープンから12年連続で売上げを伸ばしてきた。

 ただ、昨年あたりから競合施設・店舗のオープンやリニューアルなども重なり、月間売上げが前年を割ってしまう月が出てきてしまっている。そのため、今年は改めて、日々の活動を検証する期間に位置づけ、取り組んでいるところだ。

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