espoir/エスポワール、群馬と埼玉で「お客様に寄り添う店づくり」を推進

週刊粧業 2014年10月27日号 10ページ

カンタンに言うと

espoir/エスポワール、群馬と埼玉で「お客様に寄り添う店づくり」を推進
 群馬県と埼玉県で「お客様に寄り添う店づくり」を推進し、化粧品専門店を3店経営している草苅(本社=群馬県館林市、向山恭弘代表取締役)は2014年9月、埼玉県羽生市のイオンモール羽生店1階に展開する「セレクトコスメショップ espoir/エスポワール イオンモール羽生店」(以下「エスポワール羽生店」)内に、アルビオンの新ブランド「イグニス ガーデン」を導入した。向山社長に導入経緯と今後の取り組みについて話を聞いた。

「イグニスガーデン」を導入し
「イグニス」との連動性図る

 「エスポワール羽生店」は2013年9月、イオンモール羽生店の改装に合わせ、店内をリニューアルした。

 向山社長は「店の認知も高まり、今や主力店舗に成長している。また、館全体がリニューアル効果で集客率も高まっており、当店もその恩恵を受けている」とリニューアル後の1年を振り返り、顧客づくりが着実に進んでいると語った。

 敷地面積(52・3坪)の約半分のスペースを使って展開するアルビオンの各ブランドを中心に、売上げも堅調に伸びているという。

 店舗右半分の壁面にスキンケアをブランド別に陳列し、入口付近のスペースに、商品を自由に試せるマルシェを2台設置。その奥にC&C美容法の体験コーナー、カウンターを展開する。

 今回の「イグニス ガーデン」導入は、「イグニスと連動させた顧客づくり」という新たな販売ストーリーの確立が狙いだ。マルシェには「イグニス」を展開し、その奥に「イグニス ガーデン」コーナーを設けた。

 通路から2ブランドが見えるような設計にし、館内を回遊する顧客の入店動機につなげる。

 「取扱店向けのセミナーでの展示を見て、打ち出すブランドの世界感に共感し、顧客づくりのイメージが湧いた。店に戻ってさっそく、メジャーを持ち出して算段してみると、変則的だが、どうにか導入できる。きっとうまくいく。取り扱いたいという気持ちが逸った」

 2013年12月、「イグニス」の単月売上高200万円を達成していたことが、第1次導入店に名乗りを挙げる気持ちを後押ししたと振り返る。

 化粧水、乳液を使用する会員を軸としたスキンケアブランドの柱へ「イグニス」を育成したいという考えを持ち、活動を続けていた中で、2013年12月も、ただひたすらサンプリングと店頭での推進を図ったという。

 「正直、次につながる活動になって、店のレベルアップが図れればいいという感覚だった。そうした中で達成できたことで自信につながった」

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