アルテミス ザ・ショップ カリーノピュア、集客や売上アップで顕著な成果

週刊粧業 2015年3月16日号 7ページ

カンタンに言うと

アルテミス ザ・ショップ カリーノピュア、集客や売上アップで顕著な成果
 アイビー化粧品が主軸の訪問販売を補完する機能として展開している集客型サロン「アルテミス」(「ザ・ショップ」=15坪以上、「ザ・ルーム」=6坪以上)が、裾野をじわじわと広げている。

 今期(2015年3月期)は、昨年4~12月の期間に新たに8店が導入し、計67拠点(ザ・ショップ=39、ザ・ルーム=28)へとボリュームアップした。トリートメントなど高度な技術と幅広いサービスを展開することで集客アップにつなげており、「アルテミス」を展開している販社の業績は軒並み好調に推移している。今後も導入例を増加させたい考えだ。

 今回は関東エリアで有数の売上実績を誇る西東京第2販社「アルテミス ザ・ショップ カリーノピュア」(東京都八王子市)を取材し、野口秀美販社長に「アイビー」への思いや好調の要因を聞いた。

26歳の若さで販社長に
組織づくりの鍵は信頼関係

 現場を訪ねると、店内の一室から子どもたちの威勢のいい笑い声が響き渡っていた。母親でもある販売員が集まり、会議を開いている最中だったのだ。ここでは、こうした20~40代の主婦たちが販売員として数多く活躍しており、この活気とチームワークこそが、西東京第2販社の好調を支えている。

 同販社を運営する野口販社長は、「私たちの仕事は個人戦ではなく団体戦だと思っている。お客様に多くの販売員が関わることで安心感が増す。そのため、組織内のコミュニケーションは最も重視しており、うちは販売員同士の信頼関係がいい」と話す。

 販売員は日々、顧客と顔を突き合わせているが、その顧客と信頼関係を構築していくうえで、「販売員同士が信頼していないといけない」という前提が必要だと野口販社長は考えている。

 「特に女性の場合は人間関係が大事だ。仲間を疑っているといい仕事はできないし、お客様にも満足できるサービスを提供できない。販売員たちにはそういう不安をできるだけ取り除き、思い切って仕事をしてもらいたい」(野口販社長)

 野口販社長がこう考えるのは、自身がそうした経験を経て大きく成長できたという自負があるからだ。

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