カネボウ化粧品は5月26日、第9回ビューティアップコンテスト〈国際大会〉を開催し、予選を勝ち抜いた国内メイク&ヘア部門23名、海外メイク部門15名のビューティカウンセラー(BC)がメークやカウンセリング技術などを競い合った。
開催にあたり挨拶を述べた夏坂真澄社長は「カウンセリングで大切なのはお客様の笑顔と満足のために仕事をしようという『心』と、お客様の笑顔を実現するための『技』であり、本大会はBCの最高の『心』と『技』を発表する場であるとともに、年に1回、社員全員で我々は何のために仕事をしているかを確認する場でもある」と、コンテストのあり方を述べ、「お客様を心から理解する共感力と、お客様の悩みを解決して願いを実現する『技』という専門力こそが、当社が世界に誇れる強みだ。全てのお客様に満足してもらえるよう、全BCが一人ひとりを見つめるカウンセリング接客力を磨き、世界で輝くカネボウ化粧品をともに築いていこう」と、BCを激励した。
コンテストでは、テーマ「FEEL YOUR BEAUTY」に基づき、10のメークテーマからモデルが選んだテーマに沿ったメークを30分以内に施し、国内部門ではヘアメークも審査の対象とした。
審査の結果、国内部門では首都圏支社の荘野真美さんが優勝し「周りの皆さんに支えていただいたおかげであり、このような賞をいただけて本当に嬉しい。努力は報われると思った」と、受賞の喜びをかみしめた。
総評を述べた井ノ上礼子カネボウ化粧品美容研究所長は「国内部門では、お客様の要望やなりたいイメージに沿って美しさを引き出す設計力が一層増していると感じた。中でも荘野さんは設計力、技術表現力、カウンセリング力の全てが高く、バランスよく持ち合わせていた。海外部門のBCも大変スキルアップし、日々の活動で培った技術力に確かなものを感じた。お客様に美しくなる喜びを発見する提案をし、美しくなりたい気持ちに対する満足を提供するのが『トータルビューティカウンセリング』である。これからも美容のプロとして、お客様の美しさを高めるという意識を持ち、メークアップを楽しんでほしい」と語った。
【コンテスト受賞者】
国内メイク&ヘア部門/優勝=荘野真美(首都圏支社・化粧品専門店)▽準優勝=神部真紀子(同)、小早川絵美(関西支社和歌山支店・総合スーパー)▽優秀賞=川上優希(関越支社茨城支店・同)、国原裕子(関西支社・百貨店)、森本真由美(中四国支社山陽西支店・百貨店)
海外メイク部門/優勝者=チェンジャリン(台湾)、リョウスァン(中国)、パナポンメシン(タイ)、ヨースウィエールビー(マレーシア)
関連キーワード
この記事は週刊粧業 2015年6月15日号 3ページ 掲載
■特集/メーカー各社の安全管理 ◎コーセー~「品質方針」に則り、全従業員が顧客満足に向けて優れた品質を追求 ◎アルビオン~徹底した品質保証・管理体制で製品トラブルが毎年減少 ◎オルビス~物流再構築によるデータ一元管理で顧客へのスピーディな対応が可能に ◎オッペン化粧品~ブレーキ役を担い社内の統制図る、安全管理は初期対応もポイントに その他掲載企業/ちふれ化粧品、ファンケル、ハリウッド、大島椿...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年ヘアケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年アジアンコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ビズジーン、遺伝子検査技術を様々な分野に活かす
バラ売り
【週刊粧業】Zenken、人材獲得と企業ブランディングを両立したサービスが好調
バラ売り
【週刊粧業】2024年・年末大掃除の最新動向
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。