メナード、霊芝の超臨界抽出エキスをエイジングケア商品に応用へ

週刊粧業 2015年8月3日号 13ページ

メナード、霊芝の超臨界抽出エキスをエイジングケア商品に応用へ
 日本メナード化粧品はこのほど、赤霊芝と黒霊芝の超臨界抽出エキスが、細胞の中心機能であるタンパク質生成の基本プロセスに働きかけ、タンパク質生成能の低下を抑制して肌の老化を防ぐ効果を発見した。それら研究成果の学会発表を予定するとともに、新たなエイジングケア化粧品の開発に活かしていく。

 これまでの研究では、霊芝の水溶成分で取り組んできたが、今回は油性成分に着目し、超臨界抽出法を用いることで高純度な油性成分の開発に成功した。そして、その霊芝の超臨界抽出エキスが、タンパク質生成の基本プロセスに与える機能について研究を進めた。

 「超臨界」とは、温度と圧力によって気体、液体、固体の状態をとる物質が、一定の温度と圧力になった時に臨界点と呼ばれる状態に達し、気体でも液体でもない特殊な状態を指す。その特定の物質(超臨界)を取り出す時に用いられるのが超臨界抽出法であり、ビールの製造に使用するホップの抽出やコーヒーのカフェイン除去、卵のコレステロール除去など食品にも広く利用されている。

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