首都圏化粧品日用品卸組合、合同賀詞交歓会に約350人が参集

粧業日報 2016年1月20日号 1ページ

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首都圏化粧品日用品卸組合、合同賀詞交歓会に約350人が参集
 東京都化粧品洗剤卸商業組合など関東の6団体で結成する首都圏化粧品日用品卸組合は1月6日、都内ホテルで平成28年合同賀詞交歓会を開催し、組合員や賛助会員、報道関係者など約350名が出席した。

 会の冒頭、挨拶に立った東京都化粧品洗剤卸商業組合の森友徳兵衛理事長(森友通商社長)は、「昨年を振り返れば何と言ってもラグビーが大きなブームとなったが、日本のスポーツ界の王道は野球である」と前置きし、プロ野球を例に地域卸が向かうべき方向性について次のように述べた。

 「プロ野球はドラフト制度という公平なシステムでどのチームも同じような強さになる仕組みであるにもかかわらず、近年は交流戦や日本シリーズでセ・リーグよりもパ・リーグが圧倒している。しかし、これは偶然ではなくこのドラフトにこそ真髄がある。セ・リーグは、有望な新人がいても指名が重なるのを避け、自分のチームを強くするために2番目に欲しい選手を1位指名にする傾向が強い。一方で、パ・リーグは自分の球団を強くするのと同時に、リーグ自体を成長させようという気概を持ってドラフトに参加している。そのため、多くのチームが重複指名にも積極的で、有望な新人がパ・リーグに入る確率が高くなり、結果としてリーグ全体が強化される。これを我々の業界に当てはめて考えると、自分の会社だけが良くなればいいというセ・リーグ的な発想ではなく、会社の成長ととともに業界全体を活性化していこうとするパ・リーグ的な発想で組合活動を続けていくことが大切だ」

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