全粧協、「年次大会in愛知」盛況裡に閉幕

粧業日報 2016年11月29日号 1ページ

カンタンに言うと

全粧協、「年次大会in愛知」盛況裡に閉幕
新理事長に植木幸一氏が就任

 全国化粧品小売協同組合連合会(以下、全粧協)の「2016年次大会in愛知」が11月17日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、第1部では、5年後のVision「ROAD TO 2020」の進捗状況についてのプレゼンテーションや、感性分析のエキスパートである黒川伊保子氏による講演「感性マーケティング~女心をつかみ、時代の風に乗る脳科学~」が行われた。

 続いて、第2部では、山口喜兵理事長による挨拶、新理事長の植木幸一氏による所信表明の後、日本化粧品工業連合会(以下、粧工連)・小林一俊会長や資生堂ジャパン・坂井透社長ら制度品メーカートップによる来賓挨拶が行われた。

ROAD TO 2020、「助成金活用による優良店化」が進捗

 第1部では、5年後のVision「ROAD TO 2020」の進捗状況について、次世代活性化拡大委員会委員の広瀬史貴氏(岐阜)が説明した。

 「ROAD TO 2020」では、主に「助成金活用による優良店化」「化粧療法プログラム」「店頭情報端末統一化」の3つの取り組みを推進しているが、特に「助成金活用による優良店化」で新たな収益源としての道筋が見えてきたという。

 化粧品小売業が発展していくためには、優秀な人材の確保・育成・定着が必須となる中、人気低迷や既存スタッフの高齢化により人材不足が深刻化しつつある。

 こうした中、新たな人材を確保するための「採用費用」への投資、スタッフを継続的に育成するための「教育費用」への投資、職場環境を改善するための「環境整備」への投資は不可欠となっている。

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